初節句の食事会はいつ行うべき?家族みんなで知っておきたい、お祝いのタイミングや気を付けるポイント

「子どもの初節句にあたり、親戚一同を交えて『食事会』を開きたいと思っているのですが、何か気を付けるポイントはありますか?」

鈴甲子雄山ではお客様より、お子様の「初節句をお祝いする食事会」に関する悩み、ご相談をいただくことがあります。初節句は一生に一度しかないイベントであるため、食事会を開催してお子様の「初節句」を盛大にお祝いしたいと願うご家庭も少なくありません。

今回はご家庭で親戚、祖父母を交えて行う「食事会」を開く場合の初節句の祝い方やマナーについて、初節句の食事会を開く意味・タイミングを踏まえた上で、紹介します。

目次

初節句の食事会とは

お子様の誕生・成長を祝う「初節句」の際に、「食事会は開催した方がいいのかしら?」と悩む方も多いことでしょう。まずは、「初節句の食事会」を開く理由や、お祝いに適した時期について紹介します。

  • 「初節句の食事会」を開く意味
  • 初節句のお祝いをするタイミング

「初節句の食事会」を開く意味

初節句の食事会とは、祖父母や親戚などを交えて、お子様の誕生・成長をお祝いするイベントのことです。「初節句」に特別なルール・決まりはないので、家族のみで行っても問題はありませんが、祖父母・親戚などを交えて行うことで、より盛り上がることでしょう。

鈴甲子雄山のお客様の中には、遠方にお住まいの親戚、祖父母を交えて「食事会」を開いてお祝いされる方もいらっしゃいます。親族を交えた「初節句の食事会」は、両家・親族との仲が深まるきっかけ作りにもおすすめです。

初節句のお祝いをするタイミング

初節句とは、赤ちゃんが1歳になるまでに迎える初めての節句となります。初節句をお祝いするタイミングは、男の子、女の子で時期が異なるので注意しましょう。男の子、女の子それぞれの初節句をお祝いするタイミングは、以下のとおりです。

  • 男の子……5月5日の「端午の節句」
  • 女の子……3月3日「桃の節句」

節句行事(※初節句も含む)は、男の子なら「端午の節句(5月5日)」、女の子であれば「桃の節句(3月3日)」に、節句飾りやお祝いに適した食べ物を用意して、子どもの健やかな成長をお祝いします。ただし、「4月生まれの男の子」など、産まれて間もないうちに初節句を迎える場合は、お祝いを来年に延期しても問題ありません。

初節句の「食事会」を行う際に、準備・注意すべきこと

「初節句の『食事会』を開きたいけど、何を準備すればいいかわからない……」

ここでは、そのような悩みを抱える方向けに、初節句の食事会で準備・注意すべきことについて紹介します。「初節句の食事会を予定しているので、準備をしておきたい」と考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

  • 食事会の場所を決めておく
  • お土産を用意する
  • 節句飾りを用意する

食事会の場所を決めておく

画像引用:初節句を食事会でお祝い!場所や内祝いなど決めておくことをチェック(スタジオアリス)

初節句の食事会をすることが決まったら、まずは「開催する場所」を決めましょう。一般的なご家庭の場合、節句飾りや赤ちゃんのお披露目を踏まえた上で、自宅で開催するケースが多いようです。ただし、最近ではマンション、アパート住まいのご家庭も多く、「親戚・祖父母を家に招くのが難しい……」というケースも少なくありません。

そのような場合は、ホテル、レストラン、料亭で「食事会」を開くのがおすすめです。初節句を「お店」で行うことで、お祝い膳を自身で準備せずに済むので、ママの負担軽減にも役立ちます。

お土産を用意する

ご家庭によっては、食事会に招いた祖父母、親戚に対して「初節句のお祝い」をいただいたお礼として、お土産を用意するという方もいらっしゃいます

なお「食事会」において厳格なルール・しきたりはないため、必ず手土産を渡さなければならないという決まりはありませんが、地域によっては「食事会では、お土産を用意するのがマナー」としているケースもあるようです。食事会を開催する時は、事前に地域のルール、しきたりについて確認しておきましょう。

手土産においても特別な決まりはありませんが、一般的に男の子なら「柏餅、ちまき」、女の子であれば「桜餅、ひなあられ」など、節句行事にちなんだ食べ物を渡すご家庭が多いようです。

節句飾りを用意する

自宅で「初節句の食事会」をする場合は「節句飾り」を飾ることで、お祝いの席がグッと華やかになりますよ。節句飾りとは、子どもの節句行事の時に部屋へ飾る飾りのこと。節句飾りの種類は、主に以下のとおりです。

  • 五月人形(男の子)
  • 雛人形(女の子)

日本では子どもの誕生・成長を願うために、「子どもの成長を守る」などの願いを込めて、節句行事の際に五月人形、雛人形などの「節句飾り」を部屋へ飾る風習があります。食事会では、お祝いの席にふさわしい「節句飾り」を用意しておくと、よりお祝いムードがアップするのでおすすめです。

節句人形を飾る理由については、「節句人形を飾る理由とは?五節句の始まりをご紹介」で詳しく紹介していますので、あわせてご覧くださいませ。

「初節句の食事会」で人形を飾るなら、「節句人形の専門店」での購入がおすすめ

お子さまの初節句の際に、親戚や祖父母が集う「食事会」で節句人形をお披露目するなら、できれば良質な造りをした人形を飾りたいものですよね。ご家庭によっては、祖父母から「節句人形」をお祝いでいただくケースもございますので、その場合は「祖父母から『素敵な人形ね』と言われるような人形を用意したい」と考えている方も多いことでしょう。

良い節句人形を選ぶなら、職人がひとつひとつ手作業で丁寧に人形を作成している「節句人形の専門店」で購入するのがおすすめです。節句専門店の節句人形は、職人が手間をかけてひとつひとつ丁寧に作られたものが多く、美しい造りをした人形が多くなります。

質の良い節句人形を「初節句の食事会」でお披露目することで、お祝いの席に見えた祖父母、親戚からの良い評判も頂けるようになり、よりお祝いムードも高まることでしょう。

参考記事:五月人形はどこで買うのがおすすめ?五月人形を購入できるお店の種類、選び方のポイントについてまとめました(鈴甲子雄山)

まとめ

お子様の「初節句の食事会」を開く場合、事前に準備すべきポイントは、主に以下のとおりです。

  • 食事会の場所を決めておく
  • お土産を用意する
  • 節句飾りを用意する

お祝いの席を彩る「節句飾り(※五月人形、雛人形など)」を購入する場合、人気のあるお店の商品だと早くに売り切れてしまう可能性があるので注意が必要です。

たとえば、男の子の節句飾りである「五月人形」を取り扱う多くの店舗では、3月3日のひなまつりが終わると同時に「五月人形」の販売を開始します。希望の五月人形を購入したいと考えている場合は、1月中旬から五月人形を探し始め、目星をつけておきましょう。多くの場合、3月中旬には販売され始めますので、その前に希望の人形を「予約購入」しておくのが望ましいです。

五月人形の購入時期、飾る時期については「五月人形はいつ出すべき?起源から考える、購入・飾る・片付ける時期」で詳しく紹介していますので、こちらもご覧くださいませ。

初節句の食事会が決まったら、後悔やトラブルのないよう事前に準備をしておきましょう。

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