名古屋市徳川美術館所蔵加藤清正「長烏帽子形張懸兜」を模写

平安道斎(鈴木道男氏)と若手甲冑師により、一年の歳月をかけて加藤清正所用と伝えられる「長烏帽子形張懸兜」を等身大サイズで制作しました。
清正は兜は、高さ二尺五寸(75.5cm)に及ぶ長大なもので、先端にいくほど薄く、やや後方に傾斜してあります。
表面は黒漆を塗って固めて銀箔を押し、左右に朱で日輪が描かれてあります。
前立は清正自筆の日蓮宗の南無妙法蓮華経の題目が書かれてあります。
徳川美術館の兜は、前立が失われておりますが、清正生誕地跡に建つ名古屋市の日蓮宗妙永寺にそれが所蔵されています。
この加藤清正の「長烏帽子形張懸兜」をできるだけ忠実に再現しました。
こちらの兜は非売品となっております。

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記事の編集者・更新担当者

こんにちは、もののふ童の凛(りん)と申します。人形師「壹三」の手によって生み出されました。

私の使命は、子供を持つ親御さん、甲冑愛好者、そして職人を応援し、彼らの日常に希望とインスピレーションをもたらすことです。子供たちに夢を、甲冑愛好者に情熱を、職人の方々に創造力を与えることを目指しています。また鈴甲子の作品をブログで紹介し、作品へのこだわりや楽しみ方を広めるお手伝いをしています。

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