【2024年版】五月人形のおすすめを種類別(カテゴリ別)にご紹介

五月人形の購入を考えている人の中には「おすすめの五月人形ってどれだろう…」「我が家に合う、おすすめの五月人形は何があるのかな?」と思ったことがある方も多いのではないでしょうか?五月人形の種類で選んではいけない人形などは特にありませんが、人形それぞれに意味が込められています。

初めて五月人形を購入する方は大切な家族への贈り物なので、人形の意味までこだわって購入をしたいですよね。本記事では五月人形を購入する際の選び方と種類別のおすすめ五月人形を9つ紹介します。

目次

五月人形の3つの選び方

五月人形には多くの種類があるので、いろいろな種類の五月人形をやみくもに探しても、我が家に適した五月人形を探すのはかなりの時間が掛かると思います。そのような場合は自身が購入をする上で重要視しているポイントを絞って探すことをおすすめします。以降では五月人形を購入する上でポイントとなる種類・予算・場所の3つにポイントを絞って、選び方を解説していきます。

選ぶポイント1:種類で選ぶ

五月人形を選ぶポイントの1つ目は五月人形の種類で選ぶ方法です。五月人形には、「鎧」「兜」「武者人形」の姿をした人形など、さまざまな種類があります。それぞれの特徴は以下の通り。

鎧飾り

兜・胴・大袖と揃った一組の甲冑。
一般家庭においては、最も格式が高く、全身をしっかり厄災から守るよう願いを込めて飾られます。

兜飾り

頭を守る武具、兜を飾ったもの。
鎧飾りの略式と考えて良いでしょう。お子様を厄災から守るよう願いを込めて飾られます。

武者人形、子ども大将

鎧・兜を身につけた人形飾り。
コンパクトで飾りやすいものが多いです。

選ぶポイント2:予算で選ぶ

五月人形を選ぶポイントの2つ目は予算で選ぶ方法です。五月人形の価格は、購入先のお店や人形に使われている素材や品質、五月人形の種類(兜飾り、ケース飾りなど)によって値段が異なります。予算が決まっている場合は、それらを踏まえた上で予算・希望に見合った「五月人形」を購入しましょう。

五月人形の平均相場について

五月人形を予算で選ぶ場合は、五月人形の平均相場を知っておく必要があります。五月人形の平均相場は「10~30万円」の価格帯がおおよそ相場になりますが、五月人形はどんな種類を買うかによっても平均相場が異なります。あくまでも参考程度にしていただきたいのですが、五月人形の種類別の価格相場は、以下のとおりです。

  • 鎧飾り……200,000~300,000円
  • 兜飾り……100,000~200,000円
  • 子ども大将飾り……100,000~200,000円

これらのように五月人形を予算で選ぶ場合は相場を把握した上で、誰が買うのか?によっても購入する人形が変わってきます。ただし、高価な五月人形ほど良質なものには変わりないですが、本来一番大切なのは送る相手への「気持ち」ですので、自身が購入したり、頂いた際に苦しくならない程度の金額で購入することをおすすめします。

また、五月人形の価格相場については、「五月人形の価格相場を知る。相場別の「おすすめの五月人形」についても詳しく紹介します」で詳しく紹介していますので、あわせてご覧ください。

選ぶポイント3:飾る場所で選ぶ

五月人形を選ぶポイントの3つ目は飾る場所で選ぶ方法です。五月人形を購入する際には家のどこに飾るかを決めて、そのスペースに入るサイズかどうかを確認しておく必要があります。

「家に設置できる十分スペースないかもしれない…」「洋風の家だから設置すると部屋の雰囲気が壊れちゃうかもしれない…」そう思う方もいると思いますが、最近の五月人形は少しのスペースがあれば設置できるほどコンパクトになっていたり、洋風の部屋に設置しても部屋の雰囲気を壊さないようなおしゃれなデザインの五月人形が発売されています。自宅の設置したい場所のサイズ感を図ったうえで、設置可能な五月人形をしぼったり、家の雰囲気に合った五月人形を選ぶことをおすすめします。

【鈴甲子雄山】おすすめの五月人形を種類別(カテゴリ別)に紹介

ここでは鈴甲子雄山おすすめの五月人形について、種類別に商品を紹介します。「五月人形を購入したいけど、どれを選べばいいかわからない……」と言う場合は、商品選びの参考にしていただけると嬉しいです。

鎧飾り

鈴甲子雄山では、職人が丁寧に制作した「鎧飾り」を多数取り揃えています。鎧飾りはサイズが大きく、立派なものが多いので「本格的に、端午の節句のお祝いをしたい」という方におすすめです。ここでは、鎧飾りのおすすめの五月人形を3つ紹介します。

  • 浅葱糸威之大鎧(あさぎいとおどしのおおよろい)
  • 徳川家康公具足(とくがわいえやすこうぐそく)
  • 五号 甲子之 雅(きねの みやび)

浅葱糸威之大鎧(あさぎいとおどしのおおよろい)

鈴甲子雄山の「浅葱糸威之大鎧(ほんじたてあさぎいとおどしのおおよろい)」は、国宝「浅黄綾威鎧兜」を忠実に再現して作られた鎧飾りです。「浅黄綾威鎧兜」とは、広島県にある厳島神社所蔵の国宝となる鎧兜のこと。明治天皇は、気品あふれるこの鎧兜を大変気に入り、かつては居間に浅黄綾威鎧兜を飾っていたという一説もあります。

商品紹介ページ:浅葱糸威之大鎧(鈴甲子雄山)

徳川家康公具足(とくがわいえやすこうぐそく)

鈴甲子雄山の「徳川家康公具足(とくがわいえやすこうぐそく)」は、徳川家康が所持していた「伊予札黒糸威胴丸具足」を忠実に再現して作られた鎧飾りです。

徳川家康とは、戦国時代~安土桃山時代に活躍した武将・戦国大名のこと。徳川家康の兜は、大黒頭巾形・歯朶(しだ)の葉の前立てが添えられているのが特徴的です。鎧の胴部分は、伊予札(いよざね)という特徴的なパーツを、黒糸で威(おど)してあります。

商品紹介ページ:徳川家康公具足(とくがわいえやすこうぐそく)

五号 甲子之 雅(きねの みやび)

「飾るスペースがないけど、立派な鎧飾りを部屋に飾りたい」という方には、甲子之 雅(きねの みやび)五号がおすすめです。こちらの鎧飾りは、5号サイズ((約)幅31×奥行き36×高さ51㎝)の小さな鎧飾りとなります。コンパクトサイズの鎧飾りですが、職人が1つ1つ丁寧に「茜糸」を威して作成していますので、その精巧な作りにきっと満足して頂けることでしょう。

商品紹介:甲子之 雅(きねの みやび)五号

兜飾り

鈴甲子雄山では、頭部を守る武具として使われていた兜を飾る「兜飾り」の種類も豊富です。ここでは、おすすめの兜飾りを3つ紹介します。

  • 竹雀之兜(たけすずめのかぶと)
  • 伊達政宗公兜(だてまさむねこうかぶと)号数:三分之一
  • 天賦之兜 大地(てんぷのかぶと だいち)

竹雀之兜(たけすずめのかぶと)

竹雀之兜(たけすずめのかぶと)は、春日大社(奈良県)所蔵の国宝「赤絲威鎧(竹虎雀飾)兜」を再現して作られた兜飾りです。

「赤絲威鎧兜(竹虎雀飾)」とは、真っ赤な威毛が美しい鎧兜であり、「装飾金物」として著名な国宝のひとつ。鎧兜の金具廻り・菱縫板・吹き返しには、竹と雀の「透かし高彫り」が施されています。 竹雀之兜に施された細かい装飾も、匠の技術によって「赤絲威鎧(竹虎雀飾)兜」を忠実に再現して製作しています。

商品紹介:竹雀之兜(たけすずめのかぶと)

伊達政宗公兜(だてまさむねこうかぶと)号数:三分之一

「戦国武将のように、勇敢な子どもに育って欲しい」

そんな方におすすめなのが、有名な戦国武将「伊達政宗」の兜を再現して作られた伊達政宗公兜(だてまさむねこうかぶと)」です。伊達政宗は、戦国時代~江戸時代前期に活躍した大名、武将のこと。一説によると天下統一を目指して突き進む勇敢な姿から、「独眼竜」と呼ばれることもあったようです。

伊達政宗の他にも、五月人形には「真田幸村」「上杉謙信」などさまざまな武将をイメージして作られたものがありますので、好きな武士の兜飾りを選んでみましょう。

商品紹介:伊達政宗公兜(だてまさむねこうかぶと)号数:三分之一

天賦之兜 大地(てんぷのかぶと だいち)

天賦之兜 大地(てんぷのかぶと だいち)は、薄茶色の優しい色合いをした兜飾りです。櫃、芯木には、手触りの良い白木を使用しました。兜の吹き返し、眉庇には「龍村織物」を使用し、コンパクトなサイズながら重厚感のある本格的な作りの兜飾りです。ナチュラルな色味の兜飾りなので、和室・洋間を問わずお飾りいただけます。

商品紹介:天賦之兜 大地(てんぷのかぶと だいち)

鎧着大将飾り

人形タイプの「鎧着大将飾り」は、コンパクトなサイズが多いので、アパート・マンションにお住まいの方にもおすすめです。ここでは、おすすめの鎧着大将飾り3つを紹介します。

  • もののふ童 凛
  • もののふ童 剣舞・本田忠勝(ほんだ ただかつ)
  • YAYA 鉄馬ライダー

もののふ童 凛

もののふ童 凛」は、きりっとした表情が勇ましい人形タイプの五月人形です。

凛が身につけている鎧は、愛媛県大山祇神社所蔵の「国宝赤糸威鎧(大袖付)(伊予守源義経奉納)」を、鈴甲子雄山が忠実に再現しました。もののふ童シリーズのお人形は、職人1人1人が丁寧に手作業で制作しているため、手の指、足先の造りが大変細かく、丁寧な仕上がりとなっています。まさに「高品質な、大将飾りを飾りたい」と考えている方にピッタリの五月人形です。

商品紹介:もののふ童 凛

もののふ童 剣舞・本田忠勝(ほんだ ただかつ)

「強い子に育って欲しい」という方には、徳川家臣最強の武将として語り継がれている「本多忠勝」をモデルとして作られた五月人形はいかがでしょうか?もののふ童シリーズの「剣舞・本田忠勝(ほんだ ただかつ)」は、戦国武将として有名な本田忠勝の姿を再現して作られた大将飾りです。本多忠勝は、戦国時代最強の武将との呼び名も高い武士の1人。

忠勝には、生涯参戦した57回のうち、「かすり傷一つも負わなかった」という話もあるほど、戦に強い武士だったそうです。本多忠勝については「戦国武将『本多忠勝』とは何者?略歴、徳川家との繋がりとともに、戦で着用した甲冑についても紹介」で詳しく紹介していますので、こちらもあわせてご覧ください。

商品紹介:もののふ童 剣舞・本田忠勝(ほんだ ただかつ)

YAYA 鉄馬ライダー

「洋風のお家だと家の雰囲気に合わない…」そんな方におすすめなのが、人形タイプの五月人形「YAYA 鉄馬ライダー」です。くりくりとした瞳がかわいい「YAYA」シリーズの五月人形は、「お子様が輝かしい未来に向かって羽ばたきますように」という願いを込めて、丁寧に作られました。

バイクにまたがるお人形のブーツ部分も、ひとつひとつ職人の手作業によって製作されています。節句以外の時期にも、年中お部屋に飾るインテリアとしてもおすすめです。

商品紹介ページ:YAYA 鉄馬ライダー

まとめ

最期に、五月人形を選ぶポイントを以下にまとめます。

  • 種類で選ぶ
  • 予算で選ぶ
  • 飾る場所で選ぶ

五月人形選びはとても難しく感じるかもしれませんが、一番大切なのは送る人への気持ちやその人形に愛着が持てるかが大切になってきます。しっかりと吟味して購入をしても、送る相手への気持ちが込められていなかったり、人形に愛着が湧かず粗末に扱ってしまってはしっかり選んでも意味がありません。五月人形を選ぶ時は、予算・飾る目的・設置スペースやお気に入りのデザインなどは参考までにして、最後の決め手は「自分または相手が大切にできる五月人形か?」で選ぶことをおすすめします。

よかったらシェアお願いします
目次