五月人形の価格相場を知る。相場別の「おすすめの五月人形」についても詳しく紹介します。

五月人形の価格相場は、購入先のお店(量販店、節句人形の専門店など)、人形に使われている素材や品質、五月人形の種類(兜飾り、ケース飾りなど)によって値段が異なるので注意が必要です。五月人形の種類については「五月人形の飾り方の種類は3つ! 特徴や選び方」でも紹介していますので、あわせてご覧くださいませ。

本記事では「五月人形」の平均的な価格相場とともに、価格相場別「おすすめの五月人形」についても紹介します。

目次

五月人形とは?

五月人形とは、5月5日(端午の節句)に子どものお祝いとして飾る人形のこと。日本では古くから、家に男の子が生まれると、その子の「健やかな成長」を祈願するために「端午の節句」という行事を行います。

端午の節句とは、その家に生まれた男の子が「無事にすくすく成長しますように」と祈る行事のことです。端午の節句に「五月人形」を飾ることで、人形の持ち主となる「子ども」の厄から身を守るなどの意味があると、日本では古くから言い伝えられてきました。

部屋に飾る「五月人形」には「鎧」「兜」「武者人形」の姿をした人形など、さまざまな種類があり、それぞれに意味が異なるので注意しましょう。主な五月人形の種類と、意味は以下のとおり。

  • 鎧飾り(兜、胴、大袖の3体一組の甲冑)……全身を守る
  • 兜飾り(頭を守る武具「兜」を飾ったもの)……頭を守る
  • 武者人形、子ども大将(鎧兜を着けた人形)……子どもに降りかかる災厄から守る

価格相場は、素材・手作りか否か・サイズによって異なります。購入する際には、予算や「飾る目的」などを踏まえた上で選びましょう。

安すぎる五月人形は避けた方がいい?五月人形を購入する際の注意点

一般的に良質な素材を使用し、なおかつ職人が手作りで作ったものほど価格は高くなる傾向にあります。主に、価格が高くなる「五月人形の特徴」は、以下のとおりです。

  • 本格的な甲冑素材を使っている
  • 金箔押しや漆塗りなど、伝統工芸の技法を用いている

五月人形は、職人の手作業で丁寧に作られているものや、本格的な素材が使用されたものほど高額になる可能性があります。ただ五月人形は必ずしも高額であればいい、というわけではないので、購入時には注意が必要です。

そもそも五月人形とは、大切な子どもの成長を祈るために購入するもの。大事な子どもの「守り神」だからこそ、思いの詰まった五月人形を渡したいですよね。職人が手作業で作った「五月人形」は、兜、鎧などの装飾が丁寧で、ひとつひとつ魂と心が込められています。職人が作った「五月人形」なら、大事な子どものことを末永く守ってくれるはず。

また良質な素材で丁寧に作られたものは、裁縫もしっかりしているので、長く使い続けることができます。とくに人形を手作りで制作するお店は、常駐の職人がいることが多いです。常駐の職人がいるお店なら、修理・修繕などの「アフターサービス」が充実しているケースも多いので、末永く飾り続けることができるはずです。

五月人形の価格相場は?

五月人形の値段は、数万円のものから、数十万~百万円を超えるものまでピンキリです。お子様やお孫様のために購入する場合は、平均相場となる10~30万円の価格帯で購入するのがおすすめといえるでしょう。

この後は、五月人形の価格相場について、購入者別の価格相場についても紹介。さらに「将来、五月人形を売ることも検討している」という方向けに、五月人形の平均的な買取相場についても紹介させていただきます。

  • 五月人形の平均的な価格相場
  • 「誰が買うか」で予算が変わる
  • 五月人形の平均的な買取相場

五月人形の平均的な価格相場

五月人形の平均的な価格相場は、上述した通りお手軽なもので3万円〜10万円、こだわったもので10万円〜30万円のものが多いです。特に売られているお店によって、価格帯が異なります。

  • 量販店(イオン、西松屋など)……1~10万円
  • 節句人形の専門店……10~30万円以上

節句人形の専門店とは、五月人形・雛人形などの「節句人形」を専門として取り扱っているお店のこと。量販店より価格が高めではあるものの、職人の手作業で丁寧に作られていることが多いです。

「誰が買うか」で予算が変わる

五月人形は「誰が買うか」によって予算が異なります。あくまでも参考程度にしていただきたいのですが、買う方によって予算は以下のように変動することがあります。

  • 子どもの両親が購入する……50,000~100,000円
  • 子どもの祖父母からお祝いで購入してもらう……180,000~300,000円
  • 祖父母と両親が一緒に購入する……200,000~300,000円

あくまで弊社の肌感覚ではあるものの、こういったご家庭は多いのではないでしょうか?また弊社の周りですと「祖父母と両親が一緒に購入する」というパターンが多いようです。

参考記事:五月人形の相場(名古屋刀剣ワールド)

五月人形の平均的な買取相場

「子どもが大きくなり、五月人形を処分したい」と言う場合、リサイクルショップなどの「中古買取業者」に人形を売りに行く人も少なくないはずです。五月人形の中古買取相場は、品物の希少性・保管状態によって異なるので注意が必要です。主な「五月人形」の買取相場については、以下のとおり。

  • 鎧飾り……3,000〜5,000円前後
  • 兜飾り……1,000〜5,000円前後

そもそも五月人形自体が「中古で高く買い取りできる商品」ではないため、高い価格で売るのは厳しいと考えた方が良さそうです。ただ「五月人形」を不用品として処分すると費用がかかる可能性があるので、買取が可能なお店等で引き取ってもらった方がお得に処分できることも多そうです。

なお「資産性のある五月人形」や「少しでも高く買い取って欲しい」と考えているのであれば、お店にて「限定モデル」として販売されているものを選べば、将来的に高値で買い取ってもらえるかもしれませんね。

価格相場別「おすすめの五月人形」を紹介

「予算にあわせて、五月人形を選びたい」そんな方に向けて、価格別におすすめの五月人形を紹介していきます。

  • 1~5万円前後の価格相場となる「五月人形」
  • 5~10万円前後の価格相場となる「五月人形」
  • 10~20万円前後の価格相場となる「五月人形」
  • 20~30万円前後の価格相場となる「五月人形」
  • 30万円以上の価格相場となる「五月人形」

1~5万円前後の価格相場となる「五月人形」

1~5万円前後の「五月人形」を購入したい場合は、量販店・雑貨店に足を運んでみるのがいいでしょう。この価格帯で購入できる「五月人形」の特徴は、以下のとおり。

  • 小さめに作られた「ケース飾り」の五月人形
  • ミニチュアタイプ、「ちりめん細工・木工」などを用いて作られた「兜飾り」

ケース飾りとは、ガラス・アクリルなどのケースに人形が入ったタイプの五月人形です。飾る時はケースを出すのみなので、収納や飾りつけ時もストレスを感じません。1~5万円前後であれば、ミニチュアタイプの「五月人形」もあります。1~5万円前後の価格帯だと、本格的な「五月人形」というより「インテリア向け」に作られた作品が多くなります。

参考記事:みんなどうしてる? 五月人形の相場と購入時のポイント

5~10万円前後の価格相場となる「五月人形」

コンパクトなサイズの「五月人形」であれば、5~10万円前後で購入できます。5~10万円前後の価格帯でおすすめの「五月人形」は、主に以下の通り。

  • ケース飾り
  • 子ども大将、武者人形

量販店で販売されている「ケース飾り」で「5~10万円前後」の価格帯になると、刀・弓などの武器を持っている五月人形が増えます。子ども大将・武者人形とは、人形の姿をした五月人形のことです。「ケース飾り」「子ども大将」「武者人形」はサイズが小さめのものが多いので、価格相場はやや低めのものが多いです。

ただし「ケース飾り」とはいえ、セッティングまたは人形に使われている素材次第では、値段がさらに高くなるケースもあります。そもそも人形の素材が異なれば、原価が異なるので、良質な素材を使用するほど「五月人形」の金額が高くなってしまいます。

10~20万円前後の価格相場となる「五月人形」

10~20万円前後の五月人形となると、素材・職人の技術にこだわって作られた作品が多くなります。10万円以上の価格帯になると、古くから伝わる「伝統技法」を取り入れたものも少なくありません。価格が上がると、その分選べる「五月人形」の種類も増えるようになります。10~20万円前後の価格相場でおすすめの「五月人形」は、以下の通り。

  • 収納飾り
  • 平飾り

収納飾りとは、人形を収納する「箱」の上に人形を飾るタイプの五月人形のことです。平飾りとは、平らな台・敷物を飾り台にして飾る五月人形のことを意味します。いずれもコンパクトなサイズのものが多いので、良心的な価格であるケースが多め。

20~30万円前後の価格相場となる「五月人形」

一般的に「平均的な五月人形の相場」は、約20~30万円と言われています。20~30万円の価格帯になると、素材・職人の技術いずれも追求した本格的な作品が増えてくるようになります。

20~30万円前後の相場であれば、職人が丹精込めて作成した五月人形を取り扱う「節句の専門店」にて、「兜飾り」「鎧飾り」を購入することが可能となります。(※鎧飾りは、兜飾りより約1.5倍ほど値段が高くなる傾向あり)

兜飾り、鎧飾りは金具や布の素材によって値段に違いがあるので、予算と希望を踏まえた上で吟味しながら「納得のいく五月人形」を選ぶのがおすすめです。

30万円以上の価格相場となる「五月人形」

30万円以上の「五月人形」になると、技を極めた「匠の人形技師」による厳しいこだわりが詰まった人形が増えてきます。とくに金箔押し・漆塗りなど、伝統工芸の技術を駆使して作られた「五月人形」は高額になる傾向がありますが、やはりぱっと見でも非常に重厚感があり、洗練された印象を受けるはずです。とても格好の良いものが多いですよ。

五月人形を長く使いたいなら、節句人形の専門店で購入するのがおすすめです

「兜飾り」「鎧飾り」などの五月人形は、節句の人形を専門で取り扱う「節句専門店」で購入すれば、職人がひとつひとつ丁寧に作成しているので、豪華かつ良質な人形が多くなります。また丁寧に作られた五月人形は、裁縫も丁寧なので、長持ちします。ただしどんなに丁寧に作られた「五月人形」であっても、経年劣化などを理由に「五月人形」が壊れてしまうケースもあります。長く大事に使い続けたい場合は、修理・修繕などを行っている「アフターサービス」のあるお店で購入しましょう。

まとめ

五月人形の価格相場は、兜飾り・鎧飾り・武者人形など「五月人形の種類」によって変わってきます。価格相場別「おすすめの五月人形」は、主に以下のとおり。

  • 1~5万円前後の価格相場……ケース飾り、ミニチュアタイプ、ちりめん細工・木工で作られた兜飾りなど
  • 5~10万円前後の価格相場……ケース飾り、子ども大将、武者人形
  • 8~20万円前後の価格相場……収納飾り、平飾り
  • 20~30万円前後の価格相場……兜飾り、鎧飾り
  • 30万円以上の価格相場……「匠の人形技師」によって作られた五月人形

五月人形は「種類」の他にも、素材・職人の手作業が否かによって価格に変動あり。職人が手作業で作ったものは価格が高めにはなるものの、良質なものが多いので、長く飾り続けることができることでしょう。さらに職人が常駐する「節句の専門店」なら、アフターサポートが充実している可能性が高いので「人形の顔に傷がついた」「壊れてしまった」という時も安心!

大切な子どもを守る「五月人形」を購入する時には、価格・品質・アフターサポートなども踏まえた上で、納得のいく形で迎えてくださいね。

よかったらシェアお願いします
目次