創業100余年の歴史を持つ鈴甲子雄山は、節句人形専門店です。お店では、初代「雄山」から鈴木甲子八₋きねはち₋から受け継いだ技術を元に、戦国武将たちのお守り・誇りでもあった甲冑の制作を行っています。甲冑は、戦国時代を生き抜いた男たちの防具であり、精神的な「強さや信念」を映し出すパートナーでもありました。
本記事では、伊達政宗の兜を再現して作られた「伊達政宗 六十二間弦月前立の兜 1/3スケール」をご購入くださった福岡県在住のとら様に、お話を伺いました。
本物志向の兜飾りに惹かれて、購入を決意
このたびは、鈴甲子雄山の五月人形を購入してくださり、ありがとうございます。今回は、五月人形の購入までのお話について教えていただけると嬉しいです。
まずは、弊社の作品を知ったきっかけを教えていただけますか?
鈴甲子さんの作品は、一番最初にInstagram(インスタグラム)で発見しました。
Instagramで五月人形を探していたところ、鈴甲子雄山のアカウントに辿り着きまして……。商品をチェックしたところ、小さなサイズの商品でも、細部までこだわって作られていると感じました。
Instagramで発見してくださったのですね。ありがとうございます。購入してくださった理由についても、教えていただけますでしょうか。
子どものお守りのための五月人形だと考えていましたので、なるべく本物の甲冑に近い作りをした五月人形が欲しいと考えていました。
鈴甲子雄山の作品は、本物に忠実に細部まで再現して作られているのが、購入の決め手となりました。
それはとても嬉しいです。弊社の五月人形は、細かい部分もできる限り再現できるようにと、鎧を所有する神社仏閣に通いつめ、スケッチした上で制作しています。今後も、より本物志向の五月人形をお客さまに届けられるよう、精進して参ります。
ご購入いただく中で、「もっとこうしたら良いのに」と思うポイントがあれば、教えていただけると嬉しいです。
スタッフの方からは丁寧な接客を受けたので、不満はありません。
兜飾りもシンプルなデザインでインテリアにも馴染みやすく、大変気に入っています。
喜んでいただけて、何よりです。
最後に、どんな願いを込めて五月人形を選んだかについても、教えていただけますでしょうか?
子供には、健康で立派に育って欲しいと願いを込めて、選びました。伊達政宗のように、健やかで逞しく育ってもらえると嬉しいです。
伊達政宗 六十二間弦月前立の兜 1/3スケール
和室に置かれている作品、とても素敵ですね。和のテイストに五月人形はとてもよく似合います。とら様のお子さまも、伊達政宗のように健やかに逞しく育っていただけると、私たちも嬉しいです。是非、毎年ご家族皆さまで節句を楽しんでいただけますと幸いです。
とら様が購入した五月人形「伊達政宗 六十二間弦月前立の兜 1/3スケール」は、伊達政宗が着用していた六十二間筋(ろくじゅうにけんすじ)の兜を忠実に再現して作られた兜飾りです。
伊達政宗とは、仙台藩の礎を築き、南奥羽の覇者と讃えられた戦国武将の1人。伊達政宗が着用した兜には、伊達家2代目当主以降に用いられた三日月の前立がついています。鉢は鉄板を留める鋲を表面に出さず、鉄板の片側を折り曲げて筋を立てているのが特徴です。
鈴甲子雄山では、そんな伊達政宗の兜を、実物の形状に沿うようになるべく忠実に1/3スケールで再現しました。
まとめ
とら様が購入した「伊達政宗 六十二間弦月前立の兜 1/3スケール」の兜飾りは、仙台市博物館に所蔵されている実際の作品を忠実に再現して作られた模写のシリーズの1つです。
鈴甲子雄山では、伊達政宗の他にも、安土桃山時代から江戸時代初期にかけて活躍した真田幸村、戦国時代の越後国(現在の新潟県上越市)の武将・戦国大名として名を馳せた上杉謙信など、戦国武将が着用した甲冑を忠実に再現して制作した五月人形が豊富です。
戦国武将の着用した甲冑を模写・再現した作品をお探しの方は、鈴甲子雄山の公式サイトにある「戦国武将シリーズ」から、商品をお探しくださいませ。