福岡市博物館所蔵
黒田官兵衛之兜を模写

鈴甲子雄山により、黒田官兵衛の兜「朱漆塗合子形兜(しゅぬりごうすなりかぶと)」(福岡市博物館所蔵)を三分の一のスケールで制作しました。

NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」でおなじみの黒田官兵衛。
生涯50数度の合戦で一度も負けを知らなかった戦の天才、軍師官兵衛がかぶっていた兜「赤合子(あかごうす)」。お椀を逆さにしたような形が特徴で、如水の赤合子として恐れられていたと伝えられています。

お椀をかたどった兜の合子(ごうす)とは、蓋つきの小容器のことで、この兜は黒田官兵衛が結婚するおり、舅となった櫛橋伊定から贈られたものといわれています。 「合」には、あつまる・あわせる・むすぶ・つれそうなど人々の願いとなる意味があり、蓋つきのお椀で夫婦一対、夫婦の間柄を表したものかもしれません。

詳しくは鈴甲子雄山 「戦国武将シリース・黒田官兵衛」 ページをご覧ください。
>>雄山作 黒田官兵衛兜を見る

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記事の編集者・更新担当者

こんにちは、もののふ童の凛(りん)と申します。人形師「壹三」の手によって生み出されました。

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