五月人形の飾り方の種類は3つ! 特徴や選び方

お子さんの五月人形を探そうと思ったときに、さまざまな種類があることに気がつくと思います。大きく分けて鎧飾り、兜飾り、大将飾りの三種類。

「どの飾りにしようかな?」と思った際にはぜひ、飾り方や込められた意味から選んで見てください。

目次

鎧飾りについて

兜と鎧がセットになった飾りで、五月人形の中でもひときわ華やかな飾りです。

鎧飾りの特徴や意味

兜と鎧によって、お子様の全身を守る意味が込められています。

一概に鎧飾りといっても、戦で使われたものと神社に奉納されたものとがあります。

戦で使われたものは、顔を守る面頬や、腕を守る手甲、足を守る臑当などの部品が全て揃っている小具足つきの甲冑です。

写真は雄山作の5号鎧 黒小札茜威鎧。

一方で、神社に奉納されたものは、祈りや感謝の気持ちを伝えるための甲冑で、小具足がつかないもの(奉納飾り)です。

写真は雄山作の5号鎧 黒小札茜威鎧。

五月人形を選ぶ形の中には、武将のように信念を持って強く逞しく生きて欲しいという願いから戦国武将などの甲冑を好んで選ぶ人もいる一方で、五月人形は願掛けという意味合いが強いためにあえて奉納飾りのものを選ぶ人もいるようです。

自分にあったものを探して見てください。

鈴甲子雄山での鎧飾り

従来の鎧飾りはサイズが大きいものが多く、飾り付けが大変でした。特に、現代においては「飾り場所がない」「コンパクトな方が良い」という声も増えてきています。

雄山では、実物を小さくすることを得意としており、上記の作品のように、A4サイズほど(1/5スケール)の大きさで、コンパクトに簡単に飾れる鎧も製作しております。

小さいながらも、本物の甲冑が持つ機能をそのままに、作りを実物を忠実に再現しておりますので、ぜひお手に取ってみてください。

兜飾りについて

鎧飾りが兜と鎧がセットなのに対して、兜のみを飾ります。

兜飾りの特徴や意味

戦いの際に最も大切な頭を守る兜は、武士の象徴と言えるかもしれません。

象徴的な兜のみを飾るため、組み立てが簡単であり、飾るスペースに合わせて幅広い大きさから選べるのが特徴です。

また、兜は戦場で手柄をアピールしたり、家臣に無事を知らせたりするために派手な方が良いといわれてきました。

そのため、伊達政宗公の兜など、インパクトある立物が少なくなく、見栄えよく飾れます。

武士の性格や言われから武将を選ぶ人も多く、見た目はもちろん、ぜひ自分にあった武将も探してみるのも1つです。

写真は平安道斎作の北斗。

鈴甲子雄山での兜飾り

雄山では様々な大きさ(1/5〜4/5サイズ)、テーマで作品を展開しております。

スタンダードな兜飾りはもちろん、インテリアに馴染みやすいもの、シックな色合いのもの、パステルな色合いのものなど、幅広く取り揃えています。

大将飾り(武者人形)について

一般的には、兜と鎧を着用した男の子のお人形を指します。

金太郎人形や弁慶など物語がモチーフになっているものや、中国の神様で病気や魔を除いたとされる鍾馗(しょうき)なども、端午の節句で飾られています。

大将飾りの特徴や意味

五月人形のルーツと言われています。現在よく飾られている鎧飾りは、大将飾りの人形の部分が省略されたものと言われています。(大将飾りと言っても現代の大将飾りの人形のような形ではなく、外飾りで飾られたもののようです)

五月人形はお祝いだけでなく厄除けの意味がありますが、中でも人形は厄除けのイメージが強いのではないでしょうか。

古くからの形にこだわる方だけでなく、子供らしい人形を選びたいと思う人もいるようです。

写真は壹三作の凛。

鈴甲子雄山での大将飾り

四代目雄山が人形工房「壹三」を立ち上げ、原型制作から鎧の着せつけまで、その全てを一貫して自社で行うことに拘った人形を作り上げています。

お顔は3~5歳のお顔をモチーフに、赤ちゃんのふっくらとした手や足、柔らかい表情にこだわっています。

胴体は人間の構造に従って製作しているため、自立できる自然なポーズの人形です。

写真は壹三作の伊達政宗。

目や表情はひとつひとつ丁寧に書き入れています。そのため、お顔の好みで選ぶ方が多いようです。お子様に似たお人形を探してみるのも楽しみ方の1つかもしれません。

写真は壹三の人形製作の様子。

まとめ

飾り方は違いますが、武家社会で身を守った鎧や兜を飾ることで、病気やケガ・厄災などから男の子を守るという願いが込められているのは同じです。

お好みの飾り方や求める五月人形の大きさなどから、ぜひ自分にあったものをお選びください。

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