鈴甲子の歴史
We make beloved armor to bring smiles of all who see it.
子どもの健やかな成長を願い、飾る五月人形。
鈴甲子雄山は、創業100余年。根っからの職人であった初代「雄山」鈴木甲子八から「本物」の知識・技術を受け継ぎ、研究し続けてきました。
伝統的な技術を継承する職人たちが、丹精込めて1つ1つ手がけています。
その子にとって一生に一度の五月人形が、次の世代に語り継がれるものであることを願って。
伝統
明治時代、初代「雄山」鈴木甲子八が陣道具を営んでおりました。
その後、五月人形の甲冑を手がけて100余年、代々「雄山」がその技術を継承しております。
初代雄山
・本所吾妻橋で五月人形の陣道具屋を営む
二代目雄山
・戦後の五月人形業界の立て直しに貢献
・江戸甲冑だけでなく、実物の模写甲冑の開発を始める
三代目雄山
・全国新作節句人形コンクールで通商産業大臣賞を受賞
・東京都より優秀技能賞受賞
・東京都伝統工芸士に認定
四代目雄山
・全国新作節句人形コンクールで内閣総理大臣特別賞を受賞
・経済産業大臣指定伝統工芸士に認定
・創作人形工房壹三の総合プロデュース
・節句人形職人ユニット縫nuiの頭原型デザイン
技術
鈴甲子は、印伝や革加工、彫金に鍛金と幅広い技術を深く追求している専門家集団。当時の製法で本物の甲冑のレプリカを作り出す技術を有しています。
古来より、甲冑はそれぞれに専門の職人が、分業体制で作り上げてきました。鈴甲子でも伝統を受け継ぎ分業体制を敷いているため、品質とスピードに定評があります。
現在、工芸士の在籍数は、経済産業大臣指定伝統工芸士4名と東京都の伝統工芸士1名。業界屈指の人数を誇っている集団です。(2021年5月現在)
創造
甲冑は時代により大きく変化してきました。騎馬弓の時代、槍の時代、鉄砲の時代といった戦い方や気候に合わせて変容を遂げ、様々な形の甲冑が生まれています。
もちろん、現代も常にニーズが変化していっています。鈴甲子では、時代の流れを捉え、時には他業種の職人と協力して常に創造し続けてきました。
現在、伝統を受け継いだ定番の”江戸節句人形”、平安~鎌倉時代の大鎧シリーズをはじめとして、戦国武将や国宝の模写、オリジナルデザインの創造などをおこなっています。
特に近年に評判をいただいている戦国武将模写、国宝・重要文化財模写は、日本各地に所蔵されている鎧・兜を実地に何度も赴き仕上げたシリーズ。
膨大な研究を重ね、節句人形の業界人と交流を重ねながら、日々新しい甲冑を生み出しています。
会社概要
会社名 | 株式会社 鈴甲子(すずきね) |
所在地 | 〒273-0135 千葉県鎌ヶ谷市中佐津間2-11-16 |
事業内容 | 節句用五月人形、鎧兜の製作 |