国宝「浅葱糸威兜」復元

平安道斎(鈴木道男)と若手甲冑師によって 制作された国宝「浅葱糸威兜」はNHK大河ドラマ平清盛ゆかりの広島県厳島神社に所蔵されている大鎧を等身大の大きさで本物と同じように兜を再現しました。
こちらの等身サイズは非売品となっております。
お買い求めいただける12号浅葱威之兜(幅33cm×奥行28cm×高さ52cm)、1/4サイズ本仕立浅葱威之大鎧も製作しております(販売品)

浅葱糸威兜復元その1

源義家着領と伝えられている国宝浅葱綾威鎧を等身大で製作します、兜から製作します。
0.6ミリ真鍮版を切り出します(写真上)
兜は32枚張り合わせですので32枚切り出します(写真中)
兜張り合わせの重なりに印をつけます(写真下)

浅葱糸威兜復元その2

鉢の部品を組合わせてみます。
33個の部品から出来ています。

浅葱糸威兜復元その3

鉢の形が見えてきました。

浅葱糸威兜復元その4

鉢の元をまとめる帯(鉢巻)が出来ました、この帯にシコロ(上からの矢を防ぐスカートのような部分)が付きます。

浅葱糸威兜復元その5

兜の眉庇(まびさし)ヒサシの部分ができました、縁に覆輪(ふくりん)保護の役目と美観を高める細い金属を取り付けます(写真上)
ヒサシの上に鍬形(くわがた)を取り付ける為の鍬形台です(写真下)

浅葱糸威兜復元その6

仮のシコロ(矢を防ぐ部分を取り付けてバランスを見ます。
大きさなどを修正してから本番のシコロを新たに作ります。
1段目が約80枚5段で約500枚ぐらいの小札を作り糸(青い紐)を威し(通す事)ます。

浅葱糸威兜復元その7

八幡座
《八幡神の宿る所の意から》兜(かぶと)の鉢の頂上の部分で中央に孔があり、その縁に台座・菊座・上玉(あげたま)の金物があります。 丸く切った金属を叩いて作ります。

浅葱糸威兜復元その8

シコロ部分の糸を縅(通す)ています、全部で5段あります。

浅葱糸威兜復元その9

伏せ縫い
絵革と革を突き合わせて紐状に縫ったものを伏せ縫いといいます、これは大変手が掛かります。

浅葱糸威兜復元その10

浅葱糸威兜が完成しました。

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