国宝「赤糸威鎧 大袖付」復元

平安道斎(鈴木道男)と若手甲冑師によって 制作された国宝「赤糸威 鎧大袖付」は源義経が大山祇神社(愛媛県今治市)に奉納したと伝えられている、鎌倉時代初期の大鎧。
胴の左面と後面に、揺札(塗り固めていない小札)を使用することで、威が動くようになっている。
また,絵韋の縁は白・紺・紫の三色の糸で伏せ縫い (糸を交差させてひも状にし、縫い合わせる技法) し、本物と同じように仕上げた。職人の技をいかん なく発揮した逸品。
この源義経奉納鎧は大分県のお得意様に納品しました。

源義経奉納鎧復元その1

源義経が奉納した「赤糸威鎧大袖付」再現してみます。(写真上)
兜は現存していません。

まず小札を2610枚・・現在磨いています。

源義経奉納鎧復元その2

袖の部分を作っています(写真左)
小札を一列44枚で7段、片袖で308枚使用します。
ピッチ(小札と小札の間隔)は7.5mmです(写真中)
鹿皮の紐(ひも)で編んで(下とじ)いきます(写真右)
製作者は鈴甲子(雄山)会長です。

源義経奉納鎧復元その3

現在、胴体の部分を作っています(写真左)
1段目148枚の小札を紐で繋げて、現在2段目(151枚)を作っています(写真中)
お腹に巻くとこんな感じです、今は2段目までですが、最終的に5段になります。(写真右)

源義経奉納鎧復元その4

胴の部分が完成しました、実際にお腹に巻くとこんな感じです。
ここまでで約2ヶ月かかっています。

源義経奉納鎧復元その5

義経鎧の草擢(胴の下に付くスカートの部分)を繋げています、
合計7枚の草擢(くさづり)が付きます。

源義経奉納鎧復元その6

伏縫い(ふせぬい)
鎧の肩の部分にかぶせる鹿革を裏表2枚重ねてつなぐ縫い方の1つで、
3色の糸(紺・白・紫)を交互にクロスさせてひも状にして縫い合わせる技法です、
1時間に約4pほどしか出来ません、かなり大変な作業です。
写真は会長の奥様です。

源義経奉納鎧復元その7

肩の部分が出来あがり、本体と繋げます。

源義経奉納鎧復元その8

源義経奉納鎧が完成しました。
この源義経奉納鎧は大分県のお得意様に納品しました。

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